つくば市の塾|難関大・医歯薬合格|高校生(中3から可)

他の塾・予備校・家庭教師の例

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一般的にありそうな例をモデル化してあげてみます。いずれも特定の業者を指すものではありません。実際にどうなのかはご自身での判断をお願いします。
ここに書いているのは、宣伝に呑まれてしまわないための視点を注入する予防接種のようなものと捉えてください。

予備校では、少なく抑えても年間で70万円以上は必要で、3年生では100万円台になります。
高いですね。いい就職につながるのであれば投資として納得はできますが、医学部を狙うのでない限り、ギリギリの額でしょう。

■予備校A
数TAUB、数V、物理、化学、英語を取ると、90分授業が週あたり7コマとなり、月に40〜50時間で6万円超
春・夏・冬・直前の講習会の費用は別途必要(高3で年間100万円以上に)

■予備校B
年間約60万円に加え、夏期講習(例として6講座取ると約10万円)などが別途必要

■予備校C
1か月あたり90分が20コマで月に30時間の場合7万5千円
春・夏・冬・直前の講習会の費用は別途必要(年間約90万円)

■予備校D
授業をしないが、3科目で年間に70〜80万円(春・夏・冬・直前の講習会はない)
6科目にすると予備校の中で最高レベルになる
「授業をしない」→「だから安い」ではなく、真逆の「なのに高い」


<指導方法>
■ 専用のテキストを用いてカリキュラムに従い授業を進めていくタイプ
メリット
TVにも出ている有名講師の授業を受けることができます。
母集団が大きいため、合格実績がすばらしいです。
テキストのすばらしさや講師のすばらしさが合格実績に反映していると誤解しがちですが、母集団が大きくなれば、合格者数は当然に増えます。
この当然の事実が理解できず、合格者が多いから良いに決まっていると判断する人が多いです。
たしかに多くの合格者が利用していたので、悪くはないのでしょう。
ただし、合格するような人であればどんなものでも活用できます。
気づくべきなのは、そこで勉強したのに不合格になった人も多いという事実です。
多い合格者数の裏に隠された、より多くの不合格者数に気づき、自分にとってベストな環境なのかを確認することが大切でしょう。
デメリット
講義ごとに科目・時間が設定されており、その時間内はその科目を勉強せざるを得ません。
高校のものとは異なる、新たなテキストによる新たな授業を最初から受けることになるため、すでに理解していることについてムダが発生します。
現時点でわからない点につき、直接質問するなどして解消する機会が少ないです。
自由に質問していただけますと宣伝していますが、トイレと同じで、1人が使うと他の人は使えないのです。
また、講義をした講師以外の人に質問しても要領を得ません。
ライブ講義ではなく、中継又は録画の講義である場合、小さなブースに小さなモニタでの受講となります。
1つ1つの講義の単価が高いです。
1つ1つを安くしているところもありますが、細分化してあって、結局はたくさん受講することになることもあるので要注意です。
宣伝に乗せられずに、きちんと見抜くことが必要です。
夏期講習などでは、各科目ごとにテーマを絞った魅力的な名称の講義がいくつも販売されます。
講師ではない人が質問に対応する場合、担当者は大学生のアルバイトであることが多いです。
全国展開をしている予備校でない所では講師が大学生のアルバイトのこともあります。本業としてではなく、教えた経験も浅いため、先輩に教わる程度の授業と考えた方がよいでしょう。

■授業を行わず、自習用として使うべき参考書・問題集を指定・指導して自学自習の管理をメインとするタイプ
指定された期間内に指定された問題集等をこなし、終えると別の問題集等に進みます。
自学自習が管理される予備校なので、基本的には全部自分で勉強することになります。それにどれだけ支払うことができるかが問題になります。
メリット
授業ではなく、自学自習の管理を求めている生徒にはピッタリです。これが他塾等にはないサービスです。
高校の授業で理解はある程度できているし、問題集を解けばなんとかなると思っているけれど、誘惑に勝てずに困っているという生徒に最適です。
一般的な予備校と違い授業がない(というより季節講習がない)分、費用がわずかに安い感じ・雰囲気があります。
デメリット
時間に余裕のある受験生であれば、指定された参考書・問題集を次々にこなしていくことができますが、浪人生でない限り時間に余裕はなく、一方で高校の課題やテスト勉強などをこなしながら進めていくのは大変です。
テキストの選定は市販のものの中から生徒の現在のレベル・志望校別にすでに細かく指定されており、校舎の担当者はそのマニュアルに従って指導するだけのことが多いです。
用途・目的に応じて問題集等をつまみ食いしていく感じになるでしょう。
定評のある参考書・問題集は人気が高いので、通販サイトでも簡単に見つけることができ、レビューその他のネット情報を参考にすることもできます。
そうであれば、気になったものを買うか書店で見て、自分で判断した方がより適切かも知れません。
授業をしないけれど費用は高いことがあります。確認が必要です。

■ 個別指導で1対1または1対2で進めるタイプ
メリット
「個別指導」という言葉の響きは魅力的ですね。
自学自習の管理として利用する手があるかも知れません。
デメリット
実際には、学年も科目も異なる2人を同時に教えるような塾が多いです。
そうしないと利益が出ないとのことでした。
講師はほぼ大学生のアルバイトです。
講師に支払われる時給が低いので、優秀な講師を期待しない方がいいです。
給料が安い所に優秀な講師がいることは珍しいです。
優秀な講師には外部からオファーが多いので、わざわざ低賃金の塾を選ぶことは考えにくいです。
授業ではなく質問に答えるという方式が中心で、時間内に自習もしながら質問もすることになるので、たいして成果は得られません。
集団での授業ではついていけないので個別指導を選ぶ人も少なくないでしょう。
しかし、その場合に指導する講師の能力やスキルはかなり高いものが必要です。
安く済ませることは本来難しいのです。

■ 家庭教師
個人で、または「家庭教師の○○」といった斡旋業者と契約して、容易に始めることができます。
費用も、学生のアルバイトであれば安いですが、それでも週1回2時間で月に2万円はかかります。
メリット
授業内容がオーダーメードになります。これは一般的な予備校では実現し得ないメリットです。
質問し放題です。今わからない点を今直接に質問できることこそ、受験生が真に望むものでしょう。
デメリット
講師の質がすべてを決めます。学生のアルバイトには多くを期待できないでしょう。
つくばであれば、学生アルバイターは筑波大生が多いです。
アルバイトである以上、時給は実働時間にのみ支払われます。講師に自宅での準備や時間外の作業を要求することは難しいです。
斡旋業者にレベルの高い家庭教師を依頼すると、週1回2時間で月に10万円ほどになります。
このレベルであれば、時間外でも必要なことはきちんとやってくれますが、高くなることはやむを得ません。



ここに書いたことは、あくまでモデルにすぎません。
少し悪口風に感じられたかも知れませんが、会社が存続するためには利益を出すことが必要なので、やむを得ない面もあります。
たとえば、チラシを新聞折り込みにした場合、範囲・部数によりますが、1回あたり数十万円かかります。1人分の1ヶ月の給料が飛んでいきます。講師や事務員などの従業員を抱えるとその給料だけでなく、その半分〜同額程度の負担がさらに会社にかかります(雇用保険・社会保険等)。設備も老朽化するので更新・交換が必要になります。TVのCMでも打てば放送時間帯によりますが15秒で平均5千万円かかり、新聞広告では全面広告で数千万円かかります。こうした経費をまかなった上で利益を出し続けるために、それぞれの会社でシステムと料金が設定されているのです。


1.□ なぜ講師1人で全科目?

2.□ なぜ長時間?

3.□ システムを詳しく


5.□ BENBUを選ぶべき理由

6.□ なぜリーズナブルな料金?



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